本学は、11月22日(金)、独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)西日本支社と、奈良県内にあるUR都市機構の団地やその周辺地域の地域コミュニティの活性化を目的とした包括連携協定を締結しました。UR都市機構と奈良県内の大学との連携協定は、これが初めてのこととなります。
本学とUR都市機構は、今後、学園前地域の冨雄団地・中登美第3団地・奈良学園前 鶴舞団地において、高齢者や子育て世帯など多様な世代に対応したまちづくりや健康づくりに向け、相互の資源を有効活用した連携事業を推進します。
締結式において、新居田滝人UR都市機構西日本支社長は「学園前地域の3団地とその
周辺地域の活性化に向けて、帝塚山大学の強みを活用させていただきながら連携事業を進めていきたい」と話し、蓮花一己帝塚山大学長は「地域の知の拠点として、学園前地域の発展に社会的使命感を持って取り組みたい」と応じました。
本協定による取組みの第一弾としては、来年2月に現代生活学部 食物栄養学科、居住空間デザイン学科の学生と教員による認知症予防や食育に関するイベントを予定しており、また、翌年度以降は、居住空間デザイン学科が中心となって団地の共用スペースなどの利活用について検討する計画です。
本学は「実学の帝塚山大学」として、研究的な側面のみならず学生ならではの視点も取り入れながら、UR都市機構と連携・協力して学園前地区の活性化に資する事業に取り組んでまいります。