毎年、奈良県中央卸売市場(大和郡山市)が主催する「冬の市場まつり」では、卸売市場を一般市民に開放し、市場内特設会場では生鮮食品や園芸品などの販売やマグロ解体ショーなど盛りだくさんのイベントが行われています。例年10000人を超える来場者でにぎわう冬の恒例行事で、中でも人気のイベントが、奈良県下の大学・短大が参加する「大学生の自慢料理」コンテストです。
学生のアイデアがふんだんに盛り込まれた「飛鳥鍋風スープ」は来場者の人気を集め、審査員による試食審査の結果、見事、大和郡山市長賞に選ばれました。大和郡山市長からも「印象に残る料理」と直々のお言葉をいただきました。
管理栄養士をめざす学生にとって、食と栄養のスペシャリストとしての実践力を身につけるまたとない機会となりました。
11月23日(土・祝)に開催された「冬の市場まつり」において、食育ボランティアサークル「ヘルスチーム菜良」に所属する現代生活学部食物栄養学科の学生が、飛鳥鍋風のスープ「あなたの心に飛鳥鍋~薬膳風~」を「大学生の自慢料理」コンテストに出品しました。
今回出品したのは、千年以上前に奈良の宮廷で食べられていたとされる「飛鳥汁」に着想を得た「あなたの心に飛鳥鍋~薬膳風~」。スープのベースを豆乳にし、体に良い素材をたっぷりと使用するなど、おいしさや食べやすさだけでなく栄養や健康機能面でも工夫が凝らされており、管理栄養士養成課程で学ぶ学生が大学での日ごろの学びの成果を生かして作った「自慢の一品」です。学生のアイデアがふんだんに盛り込まれた「飛鳥鍋風スープ」は来場者の人気を集め、審査員による試食審査の結果、見事、大和郡山市長賞に選ばれました。大和郡山市長からも「印象に残る料理」と直々のお言葉をいただきました。
管理栄養士をめざす学生にとって、食と栄養のスペシャリストとしての実践力を身につけるまたとない機会となりました。