帝塚山大学は、飛鳥をフィールドとした生きた大学教育の推進並びに飛鳥地域の保存・発展に寄与することを目的に、2008年より公益財団法人古都飛鳥保存財団と連携協定を結び、さまざまな取組みを行っています。上記連携事業の一環で、9月26日(日)、「古都飛鳥遺跡さんぽ~やさしい考古学教室~」を実施し、20人が秋の古都を満喫しました。
午前の講義では、文学部の清水教授と戸花講師が、飛鳥寺を歴史や仏教美術、考古学の観点から詳しく解説。午後は実際に飛鳥寺を訪れ、日本最古級の仏像とされる飛鳥大仏(銅造釈迦如来坐像、重要文化財)を見学し、最後は古代瓦の拓本体験で一日を締めくくりました。
フィールドワークから拓本までを一度に体験できる充実した講座に、参加者からは「非常に充実した講座。1日でここまで体験できるのはありがたい」「飛鳥寺についていろいろな側面から知ることができ、大変勉強になった」など好意的な感想をいただくなど、大満足のうちに飛鳥めぐりを終えたようでした。