今年で16回目となる奈良・学園前キャンパスイルミネーション。今年のテーマは『非日常をを見つめる』です。コロナ禍により発生した非日常の日々を、イルミネーションの幻想的な空間の中で見つめなおしてほしいという思いから、イルミネーション推進委員会がデザインしたものです。
12月4日に行われた点灯式では、蓮花学長の挨拶に続き、イルミネーション推進委員会代表の現代生活学部居住空間デザイン学科2年の小山聡太さんが挨拶。その後、MCによる点灯カウントダウンの合図でイルミネーションに一斉に光がともされました。図書館前の通路には繊細な光の雫がすうっと消えていく白いイルミネーション、赤い柱の前の階段には、夜空にきらめく星をちりばめたかのような青いイルミネーション、16号館から続く渡り廊下には緑色が華やかなイルミネーションなど、趣向を凝らした数々のデザインが来場者の目を楽しませました。また、鳩の広場にはこの日限りのカップろうそくが飾られ、あたりを柔らかな光が包みました。
今年は新型コロナウイルス感染症対策のために、恒例のダンスパフォーマンスや無料のスープ配布は取りやめ、代わりに温かい缶ドリンクが来場者に振る舞われました。学生は口々に「きれい!」「きらきらしてる」と言いながら、友人同士で記念撮影に興じていました。
昨年から点灯期間を年明けの2月まで延長し、より多くの学生や教職員に光が織りなす学園前キャンパスをお楽しみいただけるようになりました。東生駒キャンパスの学生の皆さんも、ぜひ冬季限定の非日常空間を体験してみてください。
点灯時間 17:00~20:00
点灯期間 2021年2月7日㈰
(一般の方には入構いただけません)