12月12日、本学と「学術交流に関する包括協定」を締結する多摩大学(東京都多摩市)との大学連携事業「多摩大学アクティブ・ラーニング発表祭」を開催しました。 今年で12回目を迎える本発表祭は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、多摩大学キャンパスと本学学園前キャンパスをつないで、初のオンライン実施となりました。
発表チームは多摩大学を中心とした20組。本学からは、現代生活学部こども学科4年の中村祐輔さん、永尾 和輝さんが、絵本づくりを通じて子どもたちの言語能力を養う「ダヴィンチ・マスターズ」、文学部文化創造学科4年の絹野晋之介さん、杉本美里さんが有限会社井上企画・幡とのコラボで商品開発した拝観券ホルダー「券葉集」について、地域連携プロジェクトの実践例を発表しました。コロナ禍という困難な状況下で、両大学とも工夫をしながら地域連携プロジェクトを展開してきた様子が報告され、Web会議システム「Zoom」を介して活発な質疑応答が繰り広げられました。
今年度の多摩大学との学術交流事業は、飛騨・高山での産学官連携共同授業「地域・アクティブ・ラーニング」に続いてのオンライン実施になりましたが、 本学主催の「実践学生発表祭」は、翌年2月20日、多摩大学の招待チームを本学東生駒キャンパスに迎えての実施を予定しています。翌年の奈良での再会と対面での学術交流を期して、本発表祭は閉幕しました。