公務員（行政職）の仕事内容ややりがいなどを知ることで、在学中に何を学ばなければならないのかを理解し、さらなる学修へとつなげることを目的として、奈良県庁による特別講義「奈良県の男女共同参画」を実施しました。法学部が推進する実務教育、キャリア教育の一環として行われたものです。今回は、女性活躍推進課より、ジェンダーギャップを解消するための行政の施策やその活動についてお話しいただきました。
ジェンダーの問題を学問としてだけではなく、公務員という実務的な観点からの学びを取り入れることで、法学部での学びとの接点を持たせることを意図したものです。男女共同参画を推進する県内企業のならコープ様による実例紹介では、当日の講師として卒業生が登壇するサプライズもありました。行政の施策とそれを実践する民間企業のそれぞれの実情を聞くことができ、それを大学での学びに生かす産官学連携講義となりました。