12月2日(水)、帝塚山大学・生駒市図書館共催公開講座を生駒市図書会館にて開催いたしました。
本講座は、帝塚山大学と生駒市図書会館が連携して実施している講座で、今年で27年目を迎えます。今回の講座には、150名を超える一般市民の方に受講いただきました。
今回は、本学文学部文化創造学科の村田武一郎教授が『行基と古代の地域開発』というテーマで、生駒にゆかりが深い奈良時代の高僧、行基の取り組んだ地域開発について詳しく解説されました。
一級建築士であり、長年地域計画に携わった村田教授の「行基は優れたプロジェクトマネージャーである」という工学的視点からの熱のこもった解説に、受講者の方は熱心に聴き入っておられました。
受講された方からは、「奈良時代からグランフロント大阪の話まで、年代を超えた『地域開発』について幅広く解説いただき、新たな気づきを得ました」「地域開発は『温故知新』である、という言葉が印象に残りました」などのご感想を多数いただきました。