5月15日(土)、東生駒キャンパス6号館において、令和3年度帝塚山大学後援会総会が開催されました。大学後援会は、学術の研究、学生教育の援助、また会員、教職員、学生相互の親睦を図ることを目的とした組織で、在学生の保護者で構成されています。当日は約60人の保護者の方々が出席されました。
役員会・評議員会では、令和3年度の役員人事、予算等の審議が行われました。総会の第1部では、薬師寺後援会会長、蓮花学長の挨拶に続き、令和2年度の決算報告があり、その後、先に開催された役員会・評議員会で承認された令和3年度役員人事や予算等に関する説明が行われました。
第2部では、奥村副学長より学生生活全般についての説明が行われました。コロナ禍で対面授業を行うにあたっての感染防止対策や学生生活の様子、学生アンケートの結果報告、また強化スポーツクラブの活動状況や大学施設の紹介などがありました。
例年、後援会総会のあとは奈良の名所を本学教員の引率でご案内する学外見学会を行っていますが、新型コロナウイルスの感染状況を鑑みて、今年度は総会会場にて、本学客員教授 西山厚氏による特別講演会「聖武天皇 大仏への道」を行いました。90分間の講演ではありましたが、大仏が建立されるまでの道のりをたどりながら、大仏建立に込められた聖武天皇の願いを知り、学内にいながらも、悠久の奈良に想いを馳せていただけたのではないでしょうか。
参加者からは、「子どもは楽しく過ごしておりますが、親は大学内の事がわからず今回の開催とても重要な時間でした」「大学のコロナ対策の取り組みがよく理解できた」「講演会のお話は大変興味深く、より奈良を知ることが出来、内容も分かりやすく楽しかった。話をしていただいた場所に是非行ってきます。」などの感想が寄せられました。