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古都飛鳥 遺跡さんぽ ~やさしい考古学教室~を開催しました。

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IMG_8348.JPG帝塚山大学は、飛鳥をフィールドとした生きた大学教育の推進並びに飛鳥地域の保存・発展に寄与することを目的に、2008年より公益財団法人古都飛鳥保存財団と連携協定を結び、さまざまな取組みを行っています。そして今回は、連携事業の一環として9月12日(日)に「古都飛鳥遺跡さんぽ~やさしい考古学教室~」を実施し、10人が秋の古都を満喫しました。

 

さて今回のテーマである「川原寺」は、持統朝(645年-703年)に大官大寺・飛鳥寺・薬師寺と共に「四大寺」に数えられたお寺であり、日本で初めて「写経」が行われた地としても有名です。

午前中は近くの明日香村中央公民館にて、文学部の清水教授と戸花講師による川原寺に関する講義が行われました。講義では川原寺の歴史や遺跡の発掘状況について、考古学の観点から清水教授が解説し、出土した塑像の破片から当時の姿についての考察などを戸花講師が行いました。

午後からは小雨が降る中ではありましたが、川原寺遺跡へ移動して清水教授による遺跡の解説が行われ、参加者は講義とフィールドワークの両方で川原寺の歴史に触れました。

そして、フィールドワークの後は川原寺にて「般若心経」の写経にチャレンジしました。写経は初めてという参加者が大半の中、住職の丁寧なレクチャーの下、参加者たちは慣れない筆に苦戦しつつも各々のペースで写経に取り組み、一日を締めくくりました。

 

講義・フィールドワーク・写経までを一度に体験できる充実した講座に「川原寺についていろいろな側面から知ることができ、大変勉強になった」「講義とフィールドワークの組み合わせが新鮮だった」など好意的な感想をいただき、参加者は大満足のうちに飛鳥めぐりを終えたようでした。

 


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