帝塚山大学では本学が所蔵する大和機を使用した織物講座を「履修証明プログラム」として開講し、奈良学研究を生かした地域活性化人材の育成に2017年度から取り組んでいます。本講座修了者には、学校教育法第105条に基づき、履修証明書が発行されます。
昨年度、新型コロナウイルス感染拡大により中止・延期となった「織物講座研究編」の開講式が、9月14日、学園前キャンパスで行われました。当日は、蓮花学長のあいさつに続き、講師を務める澤田絹子先生(元帝塚山大学非常勤講師)から、受講者の6名に激励の言葉がかけられました。
今回の講座は「織物講座応用編」の修了者や「織物講座研究編」の継続受講者を対象に、2か月にわたって開講するものです。受講者はこれまでの講座で学んだ織物の知識を生かし、高機、大和機、腰機などの織機に関する、さらに高度な織物技法を習得します。