令和3年10月16日
学生の皆さん
保護者の皆様
帝塚山大学
学長 蓮花 一己
後期授業における対面授業の再開について
新型コロナウイルス感染症のコロナ禍が長期化する中で、保護者の皆様には本学の教育活動にご理解とご協力を賜っておりますことを深く感謝申し上げます。また学生の皆さんには、今なお大学生活や日常生活への不安や不都合を感じての毎日を送っておられることと思います。
さて、新型コロナ感染症感染者数が9月以降逓減傾向となっており、9月30日をもって日本全国の緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置が解除されました。また、コロナワクチンの接種が順次拡大し、本学で定期的に実施しているワクチン接種アンケートにおいても、多くの学生が、「すでにワクチン接種を受けた」、あるいは「受ける予定がある」と回答しており、このようなワクチン接種率のデータからも、学内での感染リスクはこれまでよりも大きく低減していると考えられます。こうした新たな状況を受けて、本学では、11月6日(土)から授業方式を「原則対面授業」の形式に変更します。なお、一部の授業科目につきましては、遠隔授業を継続します。詳細な時間割等は所属する学部から連絡しますので留意してください。
WITHコロナの時代となり、社会全体あるいは大学においてゼロリスクを確保することは不可能ですが、感染流行が減速し、感染リスクが低下している時点で、充分な感染防止対策を取りつつ、大学としての教育の質確保を行うために、対面授業を再開することは必要なことと判断しました。本学では、感染防止対策に万全を期し、学生の皆さんの健康を守ることと学修の機会を保障することを両立させることで、充実した教育・キャンパスライフを提供できるよう、教職員一丸となって全力で取り組んでいます。引き続き、学生の皆さんと保護者の皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
学生の皆さんには、登下校時や休憩時間における感染防止(体温測定等を含めた体調管理、常時マスクを着用、こまめに手指の消毒を行う、あらゆる場面で「三密」を避ける等)に一層留意していただくとともに、一人ひとりが自覚を持ち感染リスクを減じるための行動の徹底を改めてお願いします。 また、「新型コロナウイルス感染症接触確認アプリ(COCOA:COVID-19 Contact Confirming Application)」への登録も済ませておいてください。
なお、今後の感染拡大等の状況により授業方式にさらなる変更が生じる場合がありますので、大学からの連絡、情報発信には留意しておいてください。
以上