2月16日(火)、中国で著名な古筝奏者 蘇暢氏をはじめとする古筝奏者・講師27名が中国から来日され、本学奈良・東生駒キャンパスの新和室において茶道と華道の体験をされました。
古筝とは、中国の代表的な民族楽器で、日本のお琴の原型の一つになったといわれている楽器です。
今回の奈良文化体験は、古筝奏者 蘇 暢さんと本学大学院法政策研究科博士後期課程の修了生である古筝奏者 戴 茜(ダイチェン)さんが企画・運営されたもので、茶道(裏千家)と華道(法華寺御流)のほか、日本箏(生田流)、香道(お香の会)、坐禅(三松禅寺)、陶芸(赤膚焼窯元大塩昭山)など、古都奈良を中心とした日本を代表する文化を体験するものであり、その一部を本学文学部文化創造学科が連携して行いました。
茶道と華道の文化体験については、NPO法人日本文化研究所ならのご協力のもとで実施されました。
本学文学部文化創造学科の学生は、日頃講義で修得している知識を活かしながら、講師の先生方の補助を行いました。特に中国からの留学生については、日本の文化を母国の言葉(中国語)で伝えるという貴重な体験をしました。
また、今回の文化体験の一環として、世界遺産「古都奈良の文化財」として登録されている春日大社にて、戴 茜さんが古筝の奉納演奏をされました。
本学は今後も、地域と国際社会に開かれた大学をめざし、取り組んでまいります。
◇関連リンク
・春日大社での古筝奉納演奏(Youtube)