3月28日、文学部文化創造学科の牟田口章人教授が、中国内蒙古自治区のフフホト市にある内蒙古博物院の学術委員会委員に任命されました。これは牟田口教授が永年、内蒙古博物院との学術交流を行った功績が認められ、委嘱されたものです。
また、牟田口教授は中国では一級文物(日本の国宝相当)としての価値のある遼時代の瑠璃釉陶磁器が日本で最近発見し、内蒙古博物院に寄贈しました。
昨今、中国国内で「海外に流失した貴重な文化財を中国に戻そう」という気運が高まりつつある中、内蒙古博物院の10年前の開館以来、海外からの寄贈は初めてのことだそうです。
このため、贈呈式には中国国内の多くの報道機関が取材に訪れ、中国のテレビニュースでも取り上げられました。