12月11日(日)、生駒市立中保育園を会場として「サンデーひろば」が開催されました。
この「サンデーひろば」は、生駒市子育て支援総合センターが主催する取り組みで、生駒市内の就学前の子どもとその保護者を対象に、現役保育士や学生ボランティアによる園庭や室内でのあそび、保健師や看護師等による子育て相談などが行われています。
本学では、生駒市と平成17年10月に締結した「子育て支援ボランティア活用」の協定に基づき、こども学科の学生が「サンデーひろば」に参加し、親子のあそびのボランティアを行っています。
(サンデーひろばプロジェクトの詳細は「プロジェクトの実践で学ぶ実学」サイトをご参照ください)
今年度も、こども学科の学生たちは時季に合わせた保育案の企画を考え、手あそびや工作、パネルシアターなどを事前に準備し、当日、参加者の前で実演し、遊びを演出してきました。
(取組事例:「サンデーひろば」での七夕まつりの様子)
2016年を締めくくる12月のサンデーひろばは「クリスマス」。
司会進行を含む、園内でのあそび時間の全てを学生たちが企画・運営しました。
手あそび、パネルシアター、ハンドベル演奏、唱歌「ゆき」の合唱に会場は盛り上がり、サンタさんからのプレゼントに子どもたちは大喜び。
参加者の皆さんからは大きな歓声と拍手が贈られ、「楽しかった」という声がたくさん聞かれました。
終了後、学生たちは笑顔で参加者の皆さんを見送り、片付けをした後、反省会を行いました。
「自分がやれたこと、良かったこと」 について全員が一言ずつコメントしました(写真)
「子どもたちに喜んでもらえて、昼休みなど時間を使って準備・練習した甲斐がありました。」
「60個作るのは大変でしたが、プレゼントをうれしそうに持って帰ってもらえて良かったです。」
「本番での想定外の出来事にも臨機応変に対応できたと思います。」
などの振り返りの言葉がありました。
学生たちが自ら課題を見つけ、その解決に向けて全力で取り組んできた様子が印象的な12月度の「サンデーひろば」となりました。