法学部では、警察官を目指す学生のためのプログラム「警察官実務講座」を今年度も実施しています。本プログラムは、学生が警察研究につなげることを目的に、9つの警察組織(近畿の府警・県警、警視庁、皇宮警察)の現役警察官を講師に迎え、警察の組織や業務についてお話していただくというものです。今年からは、学生が事前に調べてきたことを現役の警察官に直接質問できる機会を設け、より一層リアルな知識が得られるように構成されています。
7月20日(木)、大阪府警察から警務部の福田幸司巡査部長を招き、ご講義いただきました。福田巡査部長は、平成26年に広島県で起きた豪雨災害での人命救助活動や、詐欺事件の解決により表彰された体験を語られました。また、「法律を知っていると現場で自信を持って仕事ができる」と法律知識の大切さを強調され、「法の知識をしっかりと身につけてほしい」と学生にエールを送られました。
今回の講義には、法学部の学生17人が参加しました。学生は福田巡査部長に「オリンピックのテロ対策」や「スカイブルー隊の仕事内容」といった多数の質問をし、警察官の職務に必要な知識を深めている様子でした。