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「球場を満員にするプロジェクト2017」を開催しました

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9月10日(日)、佐藤薬品バファローズスタジアム(奈良県橿原市)にて、「球場を満員にするプロジェクト2017」の集大成である、ウエスタン・リーグ公式戦「オリックス・バファローズ対広島東洋カープ」が行われました。 

学生たちは、観客で球場を「満員」にすることをこのプロジェクトの目標とし、4月より「実践的スポーツビジネスA」の授業において、オリックス野球クラブ担当者や奈良県くらし創造部スポーツ振興課の講師から、スポーツビジネスでの広報戦略や奈良県のスポーツ推進計画について学んできました。奈良県からも講師を招き、講義を受け持っていただくのは今年度が初の試みであり、2015年度から続く本プロジェクトは産官学連携の取組みとして一層の広がりを見せていました。

そのクライマックスとも言える9月10日は、好天に恵まれたこともあり、多くのプロ野球ファンが「佐藤薬品バファローズスタジアム」に詰めかけ、試合はもちろんのこと、併催のイベントも大いに楽しみました。

試合と同時に開催したイベントは、幅広い年齢層の観客を呼び込むことを目的として、学生が企画を練ったもので、従来の親子野球教室に加え、地元名産品「三輪そうめん」の試食会や流しそうめん、健康長寿・奈良県をアピールする「還暦野球チーム」のデモンストレーションなどが実現し、産官学連携で一大ボールパークを作り上げるという取組みは、今年度も大成功を収めました。

当日は、学生が来場者のアンケート調査を担当したほか、県民ボランティアスタッフとともに、試合運営にもかかわりました。この調査の分析結果は、次回の「球場を満員にするプロジェクト」の企画に生かされます。

学生にとっては、実際のスポーツイベントの現場で実学講座での学びを実践することができ、貴重な経験ができたようです。


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