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Channel: 【帝塚山大学】ニュース
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IATSSフォーラムの方々がアドベンチャーカウンセリングを体験

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9月23日(水)~24日(木)の2日間、IATSSフォーラムの18名の方が本学奈良・学園前キャンパスに来訪され、心理学部の関 智子講師のコーディネートにより、心理学に関する様々なアクティビティを体験されました。
IATSSフォーラムは、国際交通安全学会が運営する、ASEAN9ヶ国から若く優秀な人材を日本に招請し、研修を行う取り組みで、今年で設立30周年を迎えます。

今回は、本学心理学部の特色ある「アドベンチャーカウンセリング」施設を用いて、主に高所でのアクティビティが行われました。
2人1組で行う「手つなぎトラバース」では、地上数メートルの高さに張られたワイヤーにのぼり、パートナーと力を合わせてターゲットの位置まで綱渡りの要領で進み、元の位置まで戻り、地上まで降りるという、まさに「アドベンチャー」と呼ぶにふさわしいアクティビティです。
ワイヤーにのぼった2人以外は、みんなで命綱を握り、高い場所に居る仲間に声をかけ、チームワークでミッションの完了をめざしました。
命綱はあるものの、高い位置のワイヤーから足を踏み外すと落ちてしまう、という恐怖心とたたかいながらも、躊躇無く果敢に挑む姿が印象的でした。

後半には、「クライミングウォール」にもトライしました。
命綱はあるものの、高い場所にあるベルを鳴らすために小さな足場に足をかけ、握りながら全力でのぼっていきます。 壁をのぼる人、命綱を握ってサポートする人、それぞれが落下やケガという「リスク」に立ち向かい、知恵を出し合いながら、恐怖を「スリル」に転換して楽しんでいました。

14時から始まったアクティビティですが、およそ3時間もの間、時間を忘れて熱心に取り組まれていました。関先生のゼミに所属する本学心理学部の3年生2名がサポートに入り、積極的にコミュニケーションをとりながら、初めて取り組む参加者をあたたかくサポートしていました。
全て英語でコミュニケーションをとりつつ、高所での恐怖心を振り払い、勇気を持って積極的にチャレンジする姿は、まさに次代を担うリーダーにふさわしい佇まいでした。

アクティビティ終了後、蓮花一己副学長(心理科学研究科長・心理学部教授)から歓迎の言葉とともに、本学グッズのお土産が一人ひとりに手渡されました。
「心理学部でアドベンチャーカウンセリングの施設をもつ大学は非常に珍しい。授業はもちろんのこと、オープンキャンパスなどでも体験できるので、今後も多くの方に活用していただきたい」と蓮花副学長。

最後に、底抜けに明るい表情で思い思いのポーズで記念撮影。
参加者・サポーター全員の心が通い合い、ひとつになった瞬間でした。

IATSSフォーラムの皆さま、ありがとうございました。


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