11/18(土)・11/19(日)の2日間にわたって、本学奈良・東生駒キャンパスにおいて、第53回「虹色祭」(大学祭)を開催しました。
今年の虹色祭のテーマは「結(むすび)」です。人と人とのつながりを大切にし、このイベントに参加するさまざまな人たちとの新たな絆を結んでいこうという思いからつけられたテーマです。
初日は小雨交じりにもかかわらず、多くの方が来場し、模擬店やクラブ・サークルによる展示や発表、ステージイベントなどの盛りだくさんの催しを楽しみました。模擬店では、焼きそばやたこ焼き、焼き鳥といった定番メニューに加えて、食物栄養学科・河合ゼミプロデュースのジビエカレー「大塔カレー」をパプリカやキャベツなどの野菜とともにトルティーヤで包んだ「ハンドカレー」や、文化創造学科・河口ゼミと食物栄養学科・稲熊ゼミが株式会社北岡本店とコラボして開発した酒粕スイーツ「朝の醍醐味」や大和野菜が原料の「大和ベジサイダー」のなど、「実学の帝塚山大学」ならではの出店も見られ、いずれも早々に完売するという盛況ぶりでした。1日目を締めくくるステージには、奈良県出身のアーティスト、青山テルマさんが登場し、詰め掛けた多くの観客で大変な盛り上がりを見せました。
天候にも恵まれた虹色祭2日目の19日は、前日よりも多くの来場者でキャンパスがにぎわいました。この日も初日と同様、6号館前広場から食堂横の通路に至るまで工夫を凝らした模擬店が並び、寒さが増した気候のせいか、おでんやうどんなどの体が温まるメニューに特に人気が集まりました。ステージでは、吉本興業の芸人のお笑いライブや、本学卒業生によるアカペラグループ「Natural」のライブに、一際大きな拍手が贈られていました。ステージイベントのフィナーレとなる「第10回帝塚山大学ミスコンテスト」では、5名の候補者が、特技アピールやシチュエーション演技などのパフォーマンスに、最後はドレスをまとってのウォーキングで、ミス帝塚山の座を競い合いました。
2日間にわたる「第53回虹色祭」の最後を飾るのは、恒例の打ち上げ花火です。会場となった第2グラウンドには多くの観客が集まり、音楽とともに打ちあげられる花火に、大きな歓声を上げていました。次々と夜空を彩る花火もいよいよ最後の一発となり、皆が名残を惜しむように見上げる中、第53回虹色祭は幕を閉じました。
このほかにも、第53回の虹色祭では、開催に合わせてさまざまなイベントも行われました。
初日には、ステージ横の6号館正面で、日本文化学科と居住空間デザイン学科のコラボで制作された「T's幡(テヅバン:旗状の装飾具)」のお披露目式典が行われました。学部カラーと附属博物館所蔵の古代瓦をモチーフにデザインされた「幡」が、大学祭の2日間、広場でひらひらとはためき、来場者の目を楽しませていました。
2日目には、経済学部によるゼミ研究報告会が5号館5104教室とラーニングコモンズで実施され、経済学部の学生が、プレゼン部門、ポスター部門に分かれ、日ごろの学びの成果を発表しました。多彩なテーマが取り上げられた各チームのプレゼンテーションに、聴衆は皆熱心に耳を傾けていました。
9号館「まほろば」では、今年で6回目を迎えるホームカミングパーティーが開催されました。蓮花学長の挨拶と乾杯の発声で始まったパーティーでは、食事を楽しみながら卒業生や教員が旧交を温めました。
ご来場いただいた皆さま、誠にありがとうございました。