2月1日(木)に奈良市はぐくみセンターにおいて、奈良市子ども・若者計画策定事業の一環として開催されたパネルディスカッション「若者の自立を考える!(主催:奈良市教育委員会)」で、本学心理学部の中地展生准教授がコーディネーターを務めました。
このディスカッションは、義務教育(中学校)終了直後の高校1年生に対して実施した、若者の生活状況や考え方に対する調査結果をもとに意見交換を行い、引きこもりなどの「予防」や自立への「支援」のあり方について、理解を深めることを目的としています。
NPO法人理事長、心理カウンセラー、キャリアカウンセラー、大学教員、公立中学校長など、多様な立場のパネリストが、専門的な見地から意見を交わしました。会場には奈良県内の、教育・学校関係者一般の方など多数の参加者が集まり、熱心に登壇者の話に耳を傾けていました。
ディスカッションのまとめとして、中地准教授は「このメンバーで2年間、アンケート調査や分析を進めてきた。専門分野や立場の違う、メンバーとの意見交換から、それぞれの視野も広がりました。この貴重な経験を、学校教育現場でぜひ生かしていきたい」とコメントしました。