「『帝塚山プラットフォーム』の構築による学際的『奈良学』研究の推進」が 平成29年度 文部科学省 私立大学研究ブランディング事業で採択されたことを記念し、 内蒙古文物考古研究所長を迎え、内蒙古考古学の最新成果を発表する学術報告会を開催します。
本学術報告会は、本学・牟田口章人教授を代表とする「リモートセンシング技術を用いた中国内蒙古自治区の遼代皇帝陵の同定と文化財調査」 の一環で、内蒙古博物院にて行った「代欽塔拉M3墓」及び「駙馬贈衛国王墓」 に関し、中国の発掘責任者でもある蓋 志勇 (内蒙古文物考古研究所長)を招いて最新の発掘成果について発表します。
中国での発掘成果がこのような形で国外で報告されることは非常に珍しく、 その意味でも大変貴重な報告会であると言えるでしょう。
この機会をお見逃しなく、皆様のご参加をお待ちしております。
「金の冠 銀のブーツ 遼代王妃墓の謎を探る」
日時:2018年2月25日(日) 12:30-16:35(開場は11:30-)
会場:奈良県立橿原考古学研究所講堂
定員:先着200名 入場無料・申込み不要
プログラム(中国語逐次通訳付)
開会挨拶 清水 昭博(帝塚山大学 文学部長・附属博物館長)
共催者挨拶 菅谷 文則(奈良県立橿原考古学研究所長)
学術報告1 「内蒙古考古学の最新成果 蕭氏貴妃墓の発掘を中心に」 蓋 志勇 (内蒙古文物考古研究所長)
学術報告2 「内蒙古出土のガラス器分析 遼墓のガラス器と中央アジア出土ガラス器」 中井 泉(東京理科大学 理学部 教授)
休憩
学術報告3 「遼墓の染織調査報告 遼代染織と平安の染織」 福本 有寿子(関西学院大学 文学研究科 研究員)
学術報告4 「解放前の日本人による内蒙古考古 慶陵調査を中心に」 古松 崇志 (京都大学 人文科学研究所 准教授)
まとめ 牟田口 章人 (帝塚山大学 文学部 教授)
閉会挨拶 蓮花 一己 (帝塚山大学 学長)
主催:帝塚山大学 共催:奈良県立橿原考古学研究所 後援:内蒙古博物院・内蒙古文物考古研究所
お問い合わせ 帝塚山大学奈良学研究推進室 TEL:0742-48-9122(平日9:00-17:00)