2月17日(土)、本学奈良・東生駒キャンパス図書館2階のアクティブラーニングスペース「Cキューブ」において、第6回 「実学の帝塚山大学 実践学生発表祭~アクティブ・ラーニングの実践事例~」を開催しました。
本発表祭は、本学学生が日頃の研究成果を発表し、学生相互に活発に議論しあい、より学びを深めていくことを目的としたもので、今回も昨年と同数となる計13組が参加しました。
本学学部生9組の発表に加え、学術交流に関する包括協定を締結している多摩大学(東京都多摩市)からが2組、さらに、本学と高大連携に関する協定を締結する奈良県立奈良情報商業高等学校と奈良県立奈良朱雀高等学校から、それぞれ1組ずつの招待発表がありました。
蓮花学長の開会挨拶の後、各チームが15分(質疑応答含む)という時間の制約がある中で、日頃の研究の成果や取り組みについて発表を行い、それぞれが専門で学ぶ内容が存分に発揮されたプレゼンテーションとなりました。
発表タイトルは以下のラインナップです。
(1)経営学部 経営学科:「宇久島(五島列島)の活性化に向けて-課題と提案」
(2)経済学部 経済学科:「中国のキャッシュレス化」
(3)現代生活学部 こども学科:「県内大学生による学習等支援ボランティア活動(大淀町)について」
(4)法学部 法学科:「女性消防吏員の増員に向けた現状と課題」
(5)《招待発表》 奈良県立奈良朱雀高等学校:「奈良朱雀ビジネス企画部版 DOM続・『地産知商 斑鳩町』」
(6)《招待発表》 奈良県立奈良情報商業高等学校:「課題研究の取り組みの紹介」
(7)現代生活学部 食物栄養学科:「地域高齢者に対する健康教室の実践」
(8)アドバンス・プログラム <奈良ふるさと納税研究チーム>:「ふるさと納税返礼品の開発」
(9)アドバンス・プログラム <根室チーム>:「教育旅行の誘致で美しい自然・食・体験をアピール」
(10)《招待発表》 多摩大学(1):「ショッピングモールからみる消費文化」
(11)《招待発表》 多摩大学(2):「モンゴル帝国のユーラシア興隆史」
(12)文学部 日本文化学科:「帝塚山小学校における社会科教育の実践-歴史学・民俗学・空間デザインの協業-」
(13)現代生活学部 居住空間デザイン学科:「帝塚山大学の幡をつくる『T's幡(テヅバン)プロジェクト』」
発表後の質疑応答では、会場にいる教職員・学生から積極的に質問・意見が出され、発表者はそれに対して自信を持って答えていました。
全チームの発表が終わると、多摩大学 杉田文章 経営情報学部長は講評を述べるとともに、「アクティブ・ラーニングの実践例を通して、我々も学ぶところが多いと感じています。実践的な学びを通して得られた「課題解決力」を今後あらゆる分野で生かしてほしい」とコメントし、第6回 「実学の帝塚山大学 実践学生発表祭~アクティブ・ラーニングの実践事例~」は幕を閉じました。
その後、TEZUKAYAMA FOREST CAFEに会場を移し、懇親会を開催しました。本学のアドバンス・プログラムの学生らがふるさと納税返礼品として開発した「帝塚山・栗パウンドケーキ」も提供されました。会食のでは、教員・学生の垣根を越え、参加者同士が発表に関して意見交換を行い、友好を深める様子がみられました。