4月18日(木)、ドイツ・バイエルン州のRegensburg大学の心理学者であるDahmen-Zimmer博士が帝塚山大学を表敬訪問されました。交通心理学や人間工学を専門とする博士は高齢ドライバーの運転支援研究をはじめ、高齢者の認知機能のリハビリや幸福感(Well-being)に関する研究を行っておられます。博士の夫君であるZimmer名誉教授も著名な交通心理学者であり、また、長きにわたりRegensburg大学の学長を務められました。同名誉教授とは、蓮花学長がミュンヘンに在外研修をされて以来、20年以上のお付き合いがあります。
博士は表敬訪問に続いて、奈良・東生駒キャンパスを散策され、考古学研究所・附属博物館では鬼瓦や鯱などの展示を見学されました。特に、最近、博物館のコレクションに加わったギリシャ時代のメドューサの頭像をご覧いただき、清水同館長・同所長・文学部長・人文科学研究科長から、鬼瓦との類似点などに関して説明を受け、興味津々のご様子でした。その後は奈良・学園前キャンパスで心理学部・心理科学研究科の先生方と交流をされました。
当日は好天に恵まれ、奈良公園での東大寺や興福寺、依水園なども巡り、奈良の文化に触れていただく良い機会になりました。
帝塚山大学は、国際交流に力を入れており、今後も様々な活動を実施してまいります。