11月7日(土)~11月15日(日)までの9日間、近鉄学園前駅南エリアで開催される「学園前アートウィーク」。
帝塚山学園が協賛し、柳澤保徳学園長が実行委員長を務めるこのイベントは、学園と地域住民、文化施設とが一体となって地域の魅力を見つめ直し、積極的な交流を行うことで街を育てる「街育」を推進するものです。
期間中は、近鉄「学園前」駅南エリアの9つの会場で、現代アートの分野で活躍する14名の美術家の作品などが展示されます。本学奈良・学園前キャンパス18号館では、現代美術家の大西康明氏とピン前川氏による作品が展示されます。
11月13日(金)~15日(日)の3日間には、ならシネマテークが開催され、映画「西の魔女が死んだ」が上映されます。
また、大和文華館 文華ホールでは、帝塚山大学の学生が参加した共同制作作品も展示されます。
この作品は、帝塚山大学・東北芸術工科大学・奈良教育大学の3大学が共同で、学園前の時空をアート作品によってマップ化するという画期的なプロジェクトです。
本学からは、現代生活学部こども学科の都留進教授(本学副学長)のゼミ学生7名と、同学部居住空間デザイン学科の2名が作品制作に参画しました。
本学のマップは、学園前周辺の四季、そして過去・現在・未来という時空を表現した、本学こども学科と居住空間デザイン学科のコラボレーションによって生まれた立体作品です(写真)
- 居住空間デザイン学科の空間デザイン実習等で培われた、立体的に建物等を表現する力。
こども学科の図画工作の演習で培われた、手先の器用さ・発想の柔軟さ。
こども学科生が居住空間デザイン学科生と協力して1つのものを作り上げるチームワーク。
ディスカッションを重ね、設計し、素材を選び、試作を繰り返して完成に近づけていく。
限られた時間の中、スケジュールを調整して役割を分担。
学生たちは主体的に、各自の担当部分を責任を持って仕上げていく -
本プロジェクトを通して、「今までの学科での学びを作品に活かすことができました」と学生たちは語ります。
学生たちの努力の結晶であるアート作品は、3大学と融合してどのような学園前時空マップになって現れるのか、その答えは「学園前アートウィーク」で明かされます。
この作品は、7日から大和文華館 文華ホールにて展示をご覧いただけますので、ぜひ現地でその全貌をご堪能ください。
上記のように、魅力ある数々の作品展示が目白押しの現代アートの祭典「学園前アートウィーク」。
ぜひご来場ください。
【参考リンク】
・「学園前アートウィーク2015」WEBサイト
・ワークショップ「学園前を絵画で表そう」を開催しました
・帝塚山学園ホームページ ニュース&トピックス