9月26日(木)、さわやかな秋晴れの下、令和元年度帝塚山大学9月卒業式が奈良・東生駒キャンパス「まほろば」で執り行われ、5学部9名が学び舎から巣立ちました。
蓮花一己学長は卒業生一人ひとりに卒業証書と学位記を授与。続く式辞ではiPS細胞の研究でノーベル賞を受賞された京都大学の山中伸弥教授の「一見無駄なものに豊かな芽が隠されている」という言葉を挙げ、山中教授がiPS細胞の研究一筋という経歴ではなく、整形外科医から薬理学、そしてアメリカでは分子生物学と回り道をしたからこそ今の自分があると話されていると紹介しました。
そして、だからこそ、一見遠回りと思えるようなことであっても、これまで自分が歩んできた道や自分自身を信頼し、大学生活で得た友人や経験を糧にこれからの社会人生活を歩んでほしいと、卒業生にはなむけの言葉を贈りました。
卒業生は学位記を胸に恩師とともに記念撮影をしたり思い出話に談笑したりと、会場は新たな門出を祝う温かな声に包まれました。