<あいさつする山本輝(ひかる)さん(法学部3年)>
奈良県内初となる「犯罪・非行防止支援自動販売機」を本学の奈良・東生駒キャンパスに設置し、9月19日(木)、導入を記念して除幕式をキャンパス食堂で実施しました。
この自動販売機は、本学法学部3年の首藤真実さんが代表を務める防犯ボランティア組織「あっぷりけ戦隊!奈良まもりたい」に奈良県防犯協会からラッピングデザインの依頼があり、法学部の学生5人が中心となって考案したもの。自動販売機の飲料水の売り上げの一部が奈良県防犯協会へ寄付されるしくみで、寄付金は安全で安心して暮らせるまちづくり推進のための防犯活動資金として運用されます。
この日、お披露目された自動販売機は、鮮やかなピンクの背景に奈良県警のマスコットキャラクターを前面に配した目を引くデザイン。SNSでの広がりをねらって、側面にはQRコードや警察官の帽子をかぶった姿が撮影できるようなフォトスポットが作られているなど、防犯意識を高める工夫が随所に凝らされています。
序幕式では、デザインを担当した本学法学部3年の山本輝(ひかる)さんが代表してあいさつを行い、「注目される色を意識してデザインした。この自動販売機で県内での防犯意識が高まることを期待している」とコメントしました。その後、学生と列席者は、新しく導入された自動販売機からかわるがわる飲み物を購入していました。
今後奈良県内に設置される「犯罪・非行防止支援自動販売機」にも、本学の学生のデザインが採用されます。