10月30日(水)、奈良・東生駒キャンパスで学長表彰・教職員教育功績表彰の授与式を行いました。
「学長表彰」とは、学業や優れた活動により社会的に高い評価を受けるなど、本学の名誉を高めることに貢献した学生または学生団体に学長が表彰する制度です。
今回は、小林華奈江さん(現代生活学部こども学科4年)が選ばれました。
◇国際ソロプチミスト奈良-まほろばの2019年度女子大学生・女子大学院生奨学金クラブ賞 受賞
本賞授与にあたっては、小林さんの学業に臨む姿勢、さらには、地域の学校ボランティアや所属学科の取り組みである「帝塚山ロボット教室」の実行委員として積極的に活動していたことが高く評価されました。
小林さんには、表彰状が授与されたほか、賞品が贈られました。
続いて行われた、「教職員教育功績表彰」とは、教育実践に顕著な成果をあげた教職員に対して、その功績を表彰することにより、本学の教職員の意欲向上と本学の教育の質の向上、教育実践活動の活性化を図ることを目的として定めた「帝塚山大学教職員教育功績表彰規程」に基づくものです。
表彰式では、蓮花一已 学長が令和元年度前期に表彰の対象となった心理学部心理学科の花田 百造 准教授と現代生活学部食物栄養学科の佐伯 孝子 准教授に表彰状と記念品を授与しました。
花田百造 准教授は、平成30年度から心理学部・心理学研究科において開始した公認心理師養成カリキュラムで、長年法務技官として勤務された経験を生かして当該機関との調整に取り組んだ結果、同カリキュラムの要件を満たす内容での実習を実現し、学生にとって大変貴重な学びの機会を得ることができたことが評価されました。
佐伯孝子 准教授は、複数の実践型プロジェクトにかかわり学生の指導をしています。企業と連携した健康弁当の開発や地域住民のための調理実習、メールマガジンにて毎月1回大和野菜のレシピを提案する学生の指導、帝塚山幼稚園での食育活動などを行っています。プロジェクトにかかわった学生は、地域住民や幼稚園児などとのコミュニケーション力が向上し、高い教育的効果を実現していることが評価されました。
本学では今後もこのように教職員への顕彰を続け、意識を向上させることで、より高い教育を実践していくよう努めます。