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【大学連携】多摩大学2016年度アクティブ・ラーニング発表祭に参加しました

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12月10日(土)、多摩大学(東京都多摩市)において「2016年度多摩大学アクティブ・ラーニング発表祭」が開催され、本学の文学部日本文化学科、心理学部心理学科からそれぞれ1組(総勢4名)の学生が参加しました。

本発表祭は、地域をフィールドとしたプロジェクト活動を中心にアクティブ・ラーニングを積極的に展開する同大学が、その成果を地域と共有することを目的として開催するもので、今回で8回目を迎えました。

本発表祭には、多摩大学を中心に本学からの2チームを含む44組の発表チームが参加しました。
本学学生は招待発表として登壇し、ゼミ等で行っている地域連携の取り組みの内容や成果について、発表を行いました。
また、昼食時には招待発表者を対象とした懇親会が同大学学生食堂で開催され、参加者同士が交流を深めました。

本学最初の登場は、本学文学部の高田照世准教授のゼミで取り組んでいる「帝塚山大学福住プロジェクト」。
文学部日本文化学科3年の水本 綾音さん、渡邉 真衣さんが発表しました。

このプロジェクトは、天理市福住町出身の永井清繁氏によって、明治末期から昭和初期の福住の暮らしを克明に画帳に描き出された作品について、本学大学院人文科学研究科日本伝統文化専攻の大学院生と文学部日本文化学科の学生たちが、福住町でのフィールドワーク等を重ねて学びを深め、2016年2月の天理市文化センターでのパネル展示、同年11月の福住町公民館での展示会等を開催することによって、研究成果を地域に還元する取り組みです。
(「帝塚山大学福住プロジェクト」の詳細はこちら

現地に何度も赴き、福住町在住の複数の方に聞き取り調査を行い、丹念にまとめた成果を、永井氏の画帳や現地で撮影した画像等をふんだんに用いて、丁寧に発表しました。

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プレゼンテーションの様子 発表者の水本さん(右)、渡邉さん(左)
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多摩大学の学生との質疑応答 コメントを述べる高田照世准教授


続いて、本学心理学部の中地展生准教授のゼミを中心とした「奈良県の不登校の子どもたちを支援するプロジェクト」について、本学大学院心理科学研究科2年の岡﨑 祐美さん、心理学部心理学科2年の亀田 凌雅さんが発表しました。
本件は「平成27年度県内大学生が創る奈良の未来事業」公開コンペにて優秀賞に選ばれ、今年度から奈良県の事業として取り組まれているプロジェクトで、プロジェクトのねらい、活動内容の報告に加え、実際にボランティアとして参加した生の声を発表し、学校現場における心のケアの重要性を説きました。
(「奈良県の不登校の子どもたちを支援するプロジェクト」の詳細はこちら

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プレゼンテーションの様子 質問に答える岡﨑さん
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ボランティア経験について語る亀田さん コメントを述べる中地展生准教授

両学科の発表には多摩大学の先生方、参加学生の方々から多くの質問・コメントが寄せられ、皆さんの関心が高さが印象に残るプレゼンテーションとなりました。

全ての発表終了後、蓮花 一己副学長が来賓挨拶を行い、本発表祭での参加学生の発表ならびに取組内容を称えました。

帝塚山大学では、今後も学生を中心とした地域連携活動を推進するとともに、アクティブ・ラーニングによる実学教育に積極的に取り組んでまいります。


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