法学部では、警察官を志望する学生に向けて「警察組織と警察実務」などの官学連携講義を開講しています。本講義は奈良県警察本部のご協力のもと、現職警察幹部の方々に県内の犯罪情勢や県警の活動を講義していただくものです。
2月19日(月)、本官学連携講義の集大成として、「奈良県警察本部」と「警察学校」の見学会を実施しました。
まず、警察本部の「通信指令課」において、実際の110番通報に対応するシステムについて説明を受けました。その後、在学生は、県警リクルーターを務める本学部卒業生に直接質問する機会に恵まれ、一足先に警察官という夢をかなえた憧れの先輩から、警察官としてのやりがいや、採用試験対策に関して経験に基づいた話を聞くなど、貴重な経験をすることができました。
続いて、在学生は警察学校に移動。
現在入校中の本学部卒業生が、現場を想定した職務質問の練習をするなど、実践的な訓練を積んでいる姿を目にすることができました。
卒業生はキビキビとした挨拶で在学生を迎え入れると、自己紹介の後に近況報告をしてくれました。その警察官らしい颯爽とした振る舞いを目の当たりにして、在学当時を知る引率教員は、卒業生の成長振りにおどろいていました。
1日の見学会を通して、在学生たちには、将来、警察官をめざす上で、この上なく貴重な経験をさせていただきました。
本学部では、今後も官学連携を推進し、警察官を志望する学生のための教育プログラムの充実を図っていく予定です。