3月9日(金)に本学 奈良・学園前キャンパスにおいて「第2回 ならイノベーション産学官金連携報告会(主催:奈良県、帝塚山大学)」が開催され、約30人の参加者が集まりました。
この報告会は、帝塚山大学と、奈良地域の企業、及び奈良県産業振興総合センターが、それぞれの資源を有効活用し実用化することで、奈良の産業活性化をめざして実施したものです。今回は、製造業を主に対象として「売れるモノづくり」をテーマに、3人の講師が先進企業における成功事例及び産学官の保有するシーズ(新しい技術・材料・サービスなど)などについて発表を行いました。
◇企業成功事例 :「ものづくりの発想の原点」
三晃精機株式会社代表取締役社長 笹岡 元信氏
◇マーケティング:「売れるものづくりのために」
帝塚山大学 学長補佐・地域連携・産官学連携担当
経営学部 教授 菅 万希子(博士(経済学) MBA)
◇創業経営支援 :「県ブランド開発支援事業について」
奈良県産業振興総合センター 創業・経営支援部部長 桝井 博氏
2番目に登壇した菅教授は、売れる仕組みについて、事例紹介を交えながらマーケティングの技法等を紹介し、ものづくりに必要なのは「何が売れるか=何が求められているか」という視点であると解説しました。
発表の後には意見交換会が行われ、講師の3人は、参加者からの積極的な質問に答え、盛況のうちに報告会は終了となりました。