WHO(世界保健機関)は毎年5月31日を「世界禁煙デー」とし、厚生労働省も世界禁煙デーからの一週間を禁煙週間と定め、様々な取り組みを展開しています。
本学では、禁煙週間に合わせた5月29日から6月2日まで、たばこによる健康被害にあらためて関心を持ってもらうため、学生と教職員による禁煙キャンペーンを実施しました。
キャンペーン期間中は、東生駒キャンパスでは食堂に、学園前キャンパスでは14号館学生ホールにブースを設置。保健室の職員が肺年齢測定や禁煙相談、たばこに関するクイズを行い、訪れた学生に禁煙あめを配付しました。また、今年は奈良保健所の保健師の方が、たばこを吸うほど濃度が上がる、呼気中の一酸化炭素を測定し、参加者に禁煙指導を行いました。
東生駒キャンパスでは「パパジーカ」、学園前キャンパスでは「しかまろくん」が、禁煙キャンペーンのTシャツを着た学生ボランティアスタッフとともにキャンパスを回り、禁煙を呼び掛けました。
ブースで肺年齢測定にチャレンジした学生は、「禁煙治療に保険が適用されることを初めて知りました」と話し、禁煙の支援策について理解を深めた様子でした。
帝塚山大学では、2016年度より、奈良・東生駒キャンパス、奈良・学園前キャンパスとも全面禁煙としており、クリーンキャンパスの実現をめざしています。
本学では、今後も禁煙教育や啓発活動を継続的に実施していきます。