WHO(世界保健機関)は毎年5月31日を「世界禁煙デー」とし、厚生労働省も世界禁煙デーからの一週間を禁煙週間と定め、様々な取り組みを展開しています。
本学では、6月18日(月)~6月22日(金)まで、たばこによる健康被害に関心を持ってもらうため、学生と教職員による禁煙キャンペーンを実施しました。
今年度は「禁煙支援・受動喫煙防止・大学周辺の環境汚染防止」の啓発を目的として、東生駒キャンパスでは食堂内に、学園前キャンパスでは14号館学生ホールにブースを設置。肺年齢測定や禁煙相談、たばこに関するクイズやアンケートを行い、参加した学生に禁煙あめを配付しました。
合わせて奈良県保健所の担当者が来校され、「呼気中一酸化炭素濃度測定」を行い、たばこを吸うほど濃度が上がる呼気中の一酸化炭素を測定し、参加者に禁煙指導を行いました。
東生駒キャンパスでは、通学路での歩きたばこや吸殻のポイ捨てが問題となっており、大学周辺の環境改善を目的とした吸殻拾いを学生と教職員が実施しました。また、禁煙啓発キャラクター「すわん君」と奈良市観光協会マスコットキャラクター「しかまろくん」が、禁煙キャンペーンのTシャツを着た学生ボランティアスタッフとともにキャンパスを回り、禁煙を呼び掛けました。喫煙している学生は自分の肺年齢が実年齢よりもかなり高いことに驚き、保健室へ禁煙相談に来てくれた学生達もいました。
帝塚山大学では、2016年度より、奈良・東生駒キャンパス、奈良・学園前キャンパスとも全面禁煙としており、クリーンキャンパスの実現をめざしています。
本学では、今後も禁煙教育や啓発活動を継続的に実施していきます。